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文化・芸術
文化・芸術を支えるガラス
透明かつ加工しやすいガラスは、古代から芸術作品や宝飾品の作製にも利用されてきました。また色鮮やかなガラスは生活に彩りを添え、私たちを内面からも豊かにしてくれます。
全て
人類との出会い
古代-中世
近代ー現代
美しさの追求
黒曜石の矢じり
黒曜石は火山で生成した天然のガラスです。鋭い破片が刃物として利用されました。人間が用いた最も古いガラスといえるでしょう。
海岸の砂からガラス!?
砂浜でソーダ灰のかまどを加熱しているときに偶然ガラスができたのが人工的なガラスの起源ともいわれています。
トトメスIII世杯
完全な保存状態で現存する最古のガラス容器(1450B.C.頃) です。コアガラス技法で製作されました。
ツタンカーメンの宝物
発掘されたツタンカーメンのミイラ姿の上で見つかった装飾品で、中央に砂漠でできたと考えられるガラスがあしらわれています。
弥生時代のガラス玉
弥生時代にはユーラシア大陸の各地で製作された様々なガラス玉が多量に輸入されるとともに、輸入されたガラス玉やガラス素材を用いた加工も行われました。
リュクルゴス 杯
ギリシア神話の王をモチーフに4世紀頃ローマで作られました。光を照射する角度によって淡い緑から赤みを帯びた色に変わります。
古代のカットガラス
6世紀ごろのイランの王朝で盛んに製造された円形切子器で、アジア各国で出土していることから当時の東西交易を象徴しています。
飛鳥池遺跡のガラス製造
飛鳥池遺跡は7世紀後半の遺跡で、ガラスの製造や加工に関わる遺物が出土しました。日本列島で初めてガラス製造が行われた場所であると考えられます。
中世の窓ガラス
クラウン法という技法でで作られた板ガラスをならべて窓ガラスにしていました。
ステンドグラス
ガラスに混ぜる元素でさまざまな色をつけたガラスを組み合わせて絵や文様を表現したものをステンドグラスと言います。
ベネチアンガラス
ムラーノ島に集められたガラス職人たちによって、ルネサンス期に繊細で華麗な新しい技法が続々と生み出され、大いに栄えました。
近代ガラス工芸
19世紀末から20世紀初めにかけて、アールヌーヴォーと呼ばれる国際的な芸術運動が興り、多くの芸術的なガラス工芸品が生まれました。
クリスタルパレス
1851年のロンドンの第一回万国博覧会のために建造された、鉄骨とガラスで作られた巨大な建物です。当時の人に驚きを持って迎えられました。
ガラスの床
ガラスは床材として使うこともできます。東京スカイツリーの展望デッキフロアのガラス床は有名ですね。ガラスのつり橋はドキドキします。
ガラスの階段
ガラスはインテリアにとって必要不可欠な材料です。透明度、色、形を自在に操ることができるため、幅広いデザインが可能です。ガラスの意匠性を活かした階段や柱なども作られています。
クリスタルガラス
クリスタルガラスは透明度、屈折率ともに高く、透き通った光沢のある美しい輝きをもつので、グラスや宝飾品に用いられます。
薩摩切子
透明なガラスに色ガラスをかぶせて、ぼかしと呼ばれる高度なカット技法による色鮮やかなグラデーションの幾何学紋様が特長です。
江戸切子
江戸大伝馬町のビードロ屋、加賀屋久兵衛が手掛けた切子細工が始まりと言われ、現在、国の伝統的工芸品に指定されています。
ティーカップ
ガラスは従来熱の変化に弱いものでしたが、温度変化に対して耐久性の高いガラスを作れるようになりました。装飾されたティーカップは高度な技術が合わさったものです。
ショーケース(反射防止)
ショーケースをのぞき込むとき、照明が反射したり映り込んだりして見えにくいことがあります。反射防止膜をつけたガラスなら、反射や映り込みを失くして、中身をより美しく楽しむことができます。
ガラスの着色
ガラスに少量の不純物を加えると鮮やかに発色することがあります。不純物の種類によって様々にガラスを着色することができます。
蛍光ガラス
ガラスに少量発光中心イオンを入れると色とりどりに光るガラスが作成できます!