黒曜石の矢じり

黒曜石の矢じり
火山の噴火によって生成したガラス質の石です。かたい石ですが、ガラス質のため叩いて割れた部分が貝がらのような形になって切れ味鋭い刃物のようになります。そのため、石器時代全般(旧石器時代から縄文時代)にわたってナイフ、槍(やり)、鏃(矢じり)などの狩猟具や彫刻刀、ドリルなどの工具として重宝されました。
文責:
熊本大学
村田貴広