江戸切子

江戸切子
江戸時代後期、江戸大伝馬町のビードロ屋、加賀屋久兵衛が手掛けた切子細工が今日の江戸切子の始まりと言われています。町民文化の中で育まれた江戸切子は、江戸時代のおもかげを色濃く残し、優れた意匠や技法の数々は現代に至る180有余年もの間、途絶えることなく切子職人によって受け継がれてきました。そして、平成14年(2002年)には国の伝統的工芸品にも指定されるに至りました。江戸切子は多数の作家・工房で創作されていますので、お気に入りの逸品を探してみてはいかがでしょうか?
文責:
熊本大学
村田貴広

写真提供:
カガミクリスタル株式会社