ガラスとは

ガラスは高温ではマグマのようなドロドロの液体状態ですが、冷やすと水あめのようにネバネバの状態になり、結晶のような規則的な構造を形成する前に固まるため、液体のような不規則な構造をもつ硬い固体になります。ガラスは化学結合が途切れることなく繋がっており、境界が存在しないため、光がまっすぐ進むことができ透明に見えます。

 宝石も同じ理由で透明に見えますが、宝石は簡単に作ったり、形を自由に作り変えることはできません。融かして冷やすだけで作ることができ、透明で硬く、気密性があり化学的に安定なガラスは、我々の生活や文化、現代の科学技術において無くてはならないものなのです。

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