アニーリング型量子コンピュータ

スーパーコンピューター
量子コンピュータは、電子の磁気状態(スピン)が定まらないことを使って、数多く並んだスピンの一番いい並び方を高速で探すことができます。スピン同士の相互作用を実現するのに、量子トンネリング効果を用いています。スピンのランダムで規則的な構造に定まらない状態は、原子の位置が定まらないガラスの状態と似ていてスピングラスと呼ばれ、このような状態を記述するモデルに基づいて計算しています。
文責:
物質材料研究機構
栗村直